20年以上もの長い間、苦楽をともにした仲間や上司への退職の報告。
ずっと悩み、考え抜いてだした答え。内定の通知はもらい、ホッとしているはずなのに、私の心はこれまでにない緊張と切なさで満たされている。学校を卒業してから、今まで自分の人生の半分を過ごしてきた場所。決意は決まっているものの、いざ伝えようとすると、言葉にできない淋しさや、申し訳なさ、そしてこれまでの感謝があふれてきて、胸がぎゅっと締め付けられるようなような複雑な心境になります。

退職を報告するときの心境((+_+))
一番初めに誰に伝えようかと考えた時、仕事でもプライベートな話でも一番の理解者である、上司であった。家族よりも長い時間を一緒に過ごしてきたからこそ、この日に伝えようと決めた日が近づくにつれ、緊張感が日に日に増していった。
「淋しくなるな」と言われたら、決意が鈍ってしまいそうになる。「みんなを裏切るような申し訳なさ」も感じている。だから、自分の口から「辞めます」というのがこれほど苦しいなんて思わなかった。でも、だからこそ、中途半端な気持ちでは伝えたくない。
上司が一人になるタイミングを見つけて、伝えなきゃと思いながらも、なかなか一人になるタイミングがなく仕事の終業の時間になってしまった。そこで職場の外で話をすることにしました。その時点で上司は、なにか重要な報告なんだろうなと、構えていたとあとで教えてくれました。
退職のことを伝えると、上司は、まさか私が仕事を辞めるとは予想してなかったので、凄く驚いていました。そして、やめたくなった理由に気づけなくて申し訳ないと伝えてくれました。恵まれた人生を送らせてもらってるなとしみじみ感じました。

仲良くしてくれている人への報告
上司に報告したあと、事務長に報告し、退職届をもらいました。差支えなければ理由も教えてほしいということなので、実名はあげませんでしたが、ある人がいることで、精神的に壊れてしまいそうです。その人の性格は変わることはないので、私は変わることで状況が変えられるので、退職という選択肢を選びました。と。「部署をかわることもできるよ」と言ってくれましたが、会社自体を退職することを選びます。自分勝手ですみません。と正直な気持ちを伝えることができました。
また、仲良くしてくれている人にも、今月いっぱいで退職する(残り3週間の時)と伝えると、すごく悲しそうに何があった?と心配してくれました。
自分で決めたことではあるが、退職を報告していくと、自分はこんなにも皆に浴してもらっていたんだ、悲しんでくれている人がいると、なんと贅沢な職場で働かせてもらっていたんだと実感しました。

送別会
以前は仲良かった人が、私の退職することで、二人だけでランチに行こう。と誘ってくれました。ここ数年は、あまりプライベートな話をしなくなり、疎遠になっていました。ランチに行き、初めはたわいもない話をしていましたが、私が退職したくなった理由を話すと、その人も本音で職場での心境などを語ってくれました。やはり、言葉にしないとわからないことはたくさんあると思え、最後にこうした場を用意してくれたことに感謝です。

自分を見つめなおす時間
退職を機にいろんな方が自分に対して、どう思ってくれていたのかを感じるようになりました。こんなにも悲しんでくれて、次のステップを応援してくれる人がたくさんいることに改めて気づきました。嘘偽りのない「感謝」と、自分で選んだ道への「覚悟」を一言一言、丁寧に伝えました。私をここまで育ててくれた、大切な人たちへ。
この職場で、自分がいた時間は、間違ってなかったし、大切な時間だったんだと感じ、また、こうして築いてきた人間関係は、宝物です。自分がどれほど大切に思われていたのか、必要とされていたのか、自意識過剰かもしれませんが、そんな風に思えるようになりました。
これから始まる、ゼロからのスタート。なんとかなる。というより、何とかするしかない!!



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